自分の持っているものに目を向けない

ああ、コイツうまくやってんなという奴の悩み

どう見ても僕より対人関係上手くいってる、仕事だって出来る、しかも、彼氏までいる。

そんな娘に、ここを去りたい、一人泣いてると相談されたことがあった。

こちとら10年ほど引きこもってた童貞であり、将来不安でしょうがないってのにだ。

それでも、そういうもんなんだなと思った。

周りのすごい奴らと比較して、自分はダメだダメだと思ってしまう。それが人間なのだなと。

 

人は自分の持っているものを見ない

僕からすれば彼女は良いものをたくさん持っている。それなのにそこを見ずに出来ないところばかり見て苦しんでいた。

そして、それは僕にしてもそうだなと思った。

僕にも良いところはある。しかし、それを見ずに悪いところばかり見ては苦しんでいる。

過去の自分と比べたら、とんでもなく良い環境にいる。それなのにそれを無視する。

そして身体が動かせるそれ自体、失ったら分かるんだろうが、素晴らしいことなんだ。

まあ、そんな風には思えてないんだけど。

 

ちなみにその後、その娘はうまいこといっていた。何か職場の人達みんなとどっか行ってたしね。そこに俺だけ呼ばれてなくて、部屋で一人泣いたけれど。

その時は、音楽を楽しんだ。泣いてる時は音楽を聴くのがやたらと楽しいんだよ。

 

良いものにフォーカスするのは、テクニック

持ってるものに目を向けるのは意識してないと無理だろう。やってるうちに無意識でできるようになったりするのかね。

起きたことを無理矢理にでも良いということにするというのは案外効果があると思う。

ちょっとバカになってヘッヘッヘとか思いながらやってみる。

嫌なことにわざわざ向かって行ってみるとか、もっと来いよとか思ってみる。

人生がちょっとだけ楽しくなる。多分ね。