不安が押し寄せてくる2

大体不安である

僕は大体の時において不安である。不安がもう勝手に押し寄せてくる。俺はどうしたらいいんだとか、もはやどうしようもないとか、将来に対する不安。そして、ああ、やってしまったとか、こう思われてしまったのではないかという過去のこと。そして、こう思われているんじゃないかとか、嫌われているんじゃないかとかの他人の目。

面白いことに、これらはほぼ全て、自分の妄想であるんだ。

まあ、過去のことでくよくよするなんてのは完全に自分でわざわざ苦しんでいるだけだし、未来のことなんて分かりゃしないし、他人なんてーのは意外に嫌いどころか好いてくれてさえしたりするんだ。

 

とにかく、これら不安は自分が勝手に作ってるってことなんだ。

 

目の前の事こそ丁寧に

どうしようもない。そうなってしまう。だって未来に希望なんてないし、過去はやってしまったこと、恥ずかしいことで埋め尽くされている。他人についてだって嫌われているのでないか、バカだと思われているのでないか、と一生懸命ドヨーンとしているのだから。

 

そんな時は出来ることに取り組んでみる。

それは呼吸であったり、座ることであったり、歩くことだったり、掃除だったりする。

今、その時を一生懸命生きるんだ。そして、何も大きいことなんて考えなくてもいい。

 

今を生きる

よく聞くやつだが、意味はいまだによく分からない。割と詳しく説明しているものも、ぱっと見、ない。

 

今を生きるというのが今を楽しむという意味で使われている気がするが僕が思うに、今を生きるってのは、別に今を楽しむということではない。

 

今の不安も今の最悪な状態すら別にそれを否定するわけでもなく、感じるということだ。

不安なら、ああ俺は不安だなと、不安な感じを味わう、そういうことなんではないかと思う。

 

逆にそれを否定して感じないようにするのは逆効果に思う。悲しみなんかは、思い切り泣くと、だいぶ消えるように。

 

それでも不安である

ただ、それらをしても、不安は消えたり消えなかったりするものだ。

そして、一つ一つ解消してみても、次から次へと新しいのが湧いてくる。

まあ、そんなもんなんだろう。多分。