家を離れる

去るのは難しい

実際に何か行動を起こせば、出来ないことも腐るほど出てくる。やらなければ、少なくともそんなこととは向き合わなくていい。可能性の中に生きられる。

家に篭っていれば、家事はやらなくていい、料理はしなくてもいい、人にも会わなくていい、ダメな自分と向き合うこともしなくていい。

 

自分がダメになっていく。どうその中で足掻こうと、やっぱり納得感はない。

そこでの生活を肯定してみても、どうもしっくりこない。

 

それでもなお行く

今の生活を、この満足してない生活ですら捨てたくはないのだ。大量の不満を抱えつつもそれでも変わることは怖いし、実際にやってみてその結果を、責任を取るのは怖ろしい。

そんな時は物理的に物を捨てる。どうでもいい、くだらないもの、今の自分に必要ないもの、捨てられない自分と出会う。そういうのも頑張って捨てていく。

すると耐性がついてくる。捨てる事が出来るようになってくる。

捨てると何かを得ることができる。それは自分が変わることでもある。

それを繰り返していけば、今の生活だって捨てられる。変われる。

 

それでも去るのは難しい

意外と簡単なんだ。とはいえ、そこまで簡単じゃない。

甘ったるい環境。そして親。これらを捨ててなお進めというのは子供にとっては酷だ。

でも死ぬほど全力で脱皮しなきゃ自分が苦しくなる。だから悲しさとか後ろ髪引かれるとか、別にそれならそれでいいんだ。

そんなのはあって当然なんだと思って、そのまま進めばいい。