結果に関わらずやってみる

何か勇気が必要なことをする時、いつも失敗したらどうしようと思い悩む。

失敗して傷つきたくはない。だからこそ、失敗について考え、悩み、やっぱやめようという結論を出したくなる。

それはそれで心地よい。ふっと楽になる。

だが、その勇気のいることは必ず自分のしたいことなんだ。

だからこそ、やらないとずっと心の中にこびりついて、いつもモヤモヤしてかなきゃいけない。実に気分は悪い。上手くいっている他人に対して、腹が立ってしょうがなくなる。

 

自覚して行動する

どうしたらそれを回避できるのか。まず、自覚することだ。自分のしたいことについて。

知る方法は簡単で、腹が立ったり、嫉妬したり、怒りながらそんなのくだらないと否定したりすることを観察してみる。そしたら、そのほとんどが自分の求めているものだと分かる。

次にそれに向かって具体的に動けばいいだけだ。しかし、そのほとんどが怖いことだ。勇気がいる。だから、できないことも多い。理由は怖いから。恥ずかしいだろうし、嫌われるのでないかと思う、馬鹿だと思われるのでないかと思う。

だからと言ってやらないとなるとずーっと暗く生きることになる。

 

死ぬ時後悔しない

小さなことは、まずやったほうがいい。

大きいことは、出来ないなら出来ないでその弱さを認めてしまうくらいでいい。そうすると、無駄に落ち込んだりはしないだろう。

大きいこと、これをする時にいつも恐ろしいほどの不安に駆られる。そしてやってみた後、やはりとんでもない不安と対面する。

自分はもうダメだ、馬鹿だ、嫌われるなどという考えが四六時中湧いてくる。

自信なぞ持てたことがない。

これが正しい生き方だなんて、思えはしない。

それでも、死ぬ時に後悔しない方であることだけは確かなんだ。

 

それでもなお、進む。

不安はおそらくこれからも付いてまわるだろう。大体、人からどう思われるかが問題となる。そして、それは直接そうだと言われたり、態度で表されたりしたわけじゃなくて、自分が勝手にそう思う癖がある。

これは結局、僕の克服すべき課題としてあるのだろうから、やはり、逃げてもしょうがないのだ。

不安だ、今日も不安だと明るくいればいいんだ。